ボード消し作り

2018年7月の例会で、ミニホワイトボード用のボード消し作りを行った。ししゅう糸からの糸取り、フェルトのカット、ブランケットステッチによる縫合、綿入れ、最後は鎖編みでミニマーカーキャップに付けるヒモを作る。参加者のほとんどが裁縫は苦手で、手取り足取り先達に教えてもらいながら、何とか1個ほど作る。

ボード消しの作成例

例会の翌日、持ち帰った材料でボード消しを作ってみました。初めて1人で作ったので、ちょっと自信がありせんが、作成過程を紹介します。

用意するもの

・丸くカットされたフェルト

 ※5×10cmを折り重ね

  てカットした8の字型

・2本取りししゅう糸(120cm)

・ししゅう針

・レース針

                  ・手芸わた(写真に出てない)

 

フェルト中心部裏側より、針を入れ、ブランケットステッチで円周を縫っていく。

こんな感じ

ブランケットステッチ・その1

こちら側から向こう側に針を入れる。

ブランケットステッチ・その2

突きとおした糸を徐々に送りながら、小指で糸を押さえてループを作る。

ブランケットステッチ・その3

そのループの中に針を通す。

そのまま糸を送って、

締めていくと、

こんな感じに、縁に沿って糸がつながっていく。

4分の3ほど円周を縫い終わる。

縫ってない部分を開いて、

綿を詰め込む。

また続きを縫っていき、

円周に沿って最後まで縫う。

最初に縫った2針分の糸に針をくぐらせ、

糸を出して、

引っ張る。

ここからは、レース針を使い、

鎖編みをする。

くぐらせた2針前の糸からレース針を入れ、くぐらせた糸を引っかけて、鎖編みを始める。

慣れないと、なかなかスムーズに編めない。

鎖編みの途中。

最後は5センチほど残して、糸を引っ張り出して終了。

糸の先端は、ミニマーカーの

キャップに結ぶためのもの。

何とか、出来上がりました。